スマブラをある程度プレイしていると、「間合い管理」という言葉を知ると思います。
ですが、「言葉の通り、自分の戦いやすい間合いを維持することだとはわかるけど、詳しいことはわからない」という方は、実は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「間合い管理」などの専門用語チックな言葉が出てくると、ついつい敬遠しがちですが実際はそんなに難しい内容ではありません。
そのため本記事では、初心者の方でもわかりやすいように、複雑な説明になる状況ごとの解説などは省略し「間合い管理」を理解してもらうことに注力していますので、かなり理解しやすくなっていると思います!
さらにわかりやすいように、用語には注釈もつけています。
「間合い管理」はオンライン対戦でも、オフライン対戦でも活かせる重要な考え方です。
本記事にて間合い管理を本当の意味で理解し、ライバルたちに差をつけましょう!
目次
間合い管理とは?【考え方、やり方】

ではまずは間合い管理について、考え方ややり方を理解することから始めていきましょう!
間合い管理の考え方
つまり、間合い管理とは「自分と相手との距離を、戦いやすい間合いに調節すること」という意味です。
ではその”戦いやすい間合い”とは一体どのような間合いなのでしょうか?
それは、自キャラの得意な間合いと相手キャラの苦手な間合いの二つの間合いのことを指します。
リーチが長いキャラなら、自分の攻撃は当たるが相手の攻撃は当たらない間合い。
リーチが短いキャラなら攻撃時は攻撃が当たるほど近距離の間合いだが、お互いに牽制しあう時は相手の攻撃が当たらない間合いのことを指します。
さらに、”戦いやすい間合い”というのはお互いのキャラだけでなく、%の状況によっても変化します。
序盤の低%*時は、簡単には撃墜されないため相手の攻撃が容易に当たる可能性のある近距離で戦ってもリスクは少ないですが、終盤高%時には撃墜される可能性があるためお互いに遠距離の牽制が続きますよね。
*序盤の低%時:試合序盤のお互い%がたまっていない状況の時のこと。⇔終盤の高%時
このように、”戦いやすい間合い”というのは状況に応じて刻一刻と変化していっているのです!
その”戦いやすい間合い”の変化に気づくためにも、キャラ対策*やゲームメイク*が重要になってきますのでそれらについての理解も深めておきましょう!
*キャラ対策:あるキャラに対する個別の対策。またはそれを考えること。-をする。
*ゲームメイク:試合を全体で一つとして捉え、序中終盤などの展開に対する動き方や狙いを事前に練っておくこと。または試合中に行うこと。-をする。
間合い管理のやり方

では、ここまでで間合い管理の考え方について理解できたと思うので、次は間合い管理のやり方について把握しましょう。
結論から言うと、間合い管理とは「自キャラの得意な間合いで戦い、相手キャラの得意な間合いは避ける。そして相手キャラの苦手な間合いを維持する」ということです。
しかしこれを達成するためには、キャラごとの得意・不得意な間合いや、%ごとの間合い管理の考え方などを知らなければいきません。
ですので、次項よりそれらのことを解説していきます!
得意・不得意な間合い

まずは、キャラや%ごとに変わる”得意・不得意な間合い”*について解説していきます。
*得意な間合い=そのキャラまたはその%の時に立ち回りやすい間合い。
不得意な間合い=そのキャラまたはその%の時に立ち回りにくい間合い。
ですがそのためには自キャラへの理解と、ゲームメイクができている必要があります。が、そもそもゲームメイクって何?という方は、こちらの記事を参考にしてください。

自キャラの得意・不得意な間合いを知る
まずは、自キャラの得意・不得意な間合いについて知るために、自キャラのリーチの特徴と攻め方の特徴について整理してみましょう。
例えば僕のメインキャラのワリオだと、
「リーチは短い。近距離強い。飛び道具を持たないため自分から攻めるのは弱いが差し返し*は強い。」
という風にまとめることができます。
*差し返し:相手の攻めをステップなどでかわして反撃すること。差し返す。⇔差し込み
これはそんなに深く考え込まなくても大丈夫です。自分がそのキャラを使っていて感じたままをまとめましょう。
そして、この情報をもとにそのキャラの得意・不得意な間合いを考えていきます。
ここでもワリオを例に挙げて説明します。
しかし、近距離では強力な技をいくつか持っているので、近距離の間合いは得意。
中距離はバイクでの奇襲や空前の牽制があるが、直接は攻められないので状況によって変化する。
これをわかりやすくまとめると、
近距離 | 得意 |
中距離 | 状況によって変化する |
遠距離 | 不得意 |
と、なります。
このように、まずは「近距離、中距離、遠距離」の3つの間合いについて考えます。
①近距離は、密着状態からキャラ1~2体分くらいの距離。
②中距離は、剣の先端が当たるくらいの距離。
③遠距離は、お互いの飛び道具以外の攻撃は当たらない距離。
そして、この得意・不得意な間合いの情報をもとに相手キャラの間合い管理対策を進めていくのです!
相手キャラの間合い管理対策

さて、ここまでで間合い管理の基礎と得意・不得意な間合いについて理解できたと思います。
では、ここからはこれらの情報を駆使して、相手キャラに対する間合い管理対策を考えていきます。
手順① 相手キャラの得意・不得意な間合いを知る
まずはじめに、相手キャラの得意・不得意な間合いを、ここまでで自キャラ*に対して行ったのと同じようにして調べます。
自キャラ:自分のキャラ。相手に対するキャラ。メインキャラ。
手順② 自キャラと相手キャラの、得意・不得意な間合いを比較し、対策する

手順①で、相手キャラの得意・不得意な間合いを知ることができました。
それでは、その相手キャラの得意・不得意な間合いと、自キャラの得意・不得意な間合いを比較して対策を立てていきましょう。
例えば、自キャラと相手キャラの得意・不得意な間合いが下の図のような対称的な関係になった場合は、ひたすら自キャラの得意な間合いで攻め続けましょう。

そうすることによって、自分は得意な間合いだが相手は苦手な間合いで戦うことになるからです。つまり間合い管理対策とは、基本的にはこのような状況を狙うことになります。
しかし、そうではなく得意・不得意な間合いが相手キャラと自キャラで全く同じ場合も考えられます。

そうなると、自キャラが得意な間合いで戦うと相手キャラも同じく得意な間合いで戦うことになってしまいます。
こういったときは、どのように対策したらよいのでしょうか。
それを解決するには間合いの種類を、「近・中・遠距離」の3種類から、倍の6種類にまで広げる考え方が役に立つのです。
6種類の間合いの種類を知る【6種間合い理論】
ここまでは、間合いは「近距離・中距離・遠距離」の3つでしか考えてきませんでした。
①近距離は、密着状態からキャラ1~2体分くらいの距離。
②中距離は、剣の先端が当たるくらいの距離。
③遠距離は、お互いの飛び道具以外の攻撃は当たらない距離。
ですが、この3つの間合いでしか考えていないと、先ほどの様にキャラごとの間合い管理対策をしていくうえで矛盾が出てきてしまいます。(例:得意・不得意な間合いが全く同じ場合など)
そういった場合、間合いを3種類から6種類に拡張する考え方が役に立ちます。
今までの「近距離・中距離・遠距離」の3種類の間合いに、「攻め」と「守り」の2つの要素を加え合計6種類の間合いとして考えるのです。
・「攻め」はその名の通り、こちらが攻めているときのことを指します。積極的にコンボ始動技や撃墜技、つかみを狙ったりしている状況のことです。
・「守り」は、相手の攻めを受けているときのことを指します。直接、技が当たっているわけではなく、飛び道具をさばいていたり相手の攻めに対して引いたりガードしたりしていていつでも反撃できる状況のことです。言い換えると差し返し*のことですね。
*差し返し:相手の攻めをステップなどでかわして反撃すること。差し返す。⇔差し込み
そして、この2つの要素をこれまでの3種類の間合いに加えると、間合いの種類が「①近距離・攻め ②近距離・守り ③中距離・攻め ④中距離・守り ⑤遠距離・攻め ⑥遠距離・守り」の6種類になるのです。
では、間合いを6種類に拡張した今の時点で、もう一度キャラごとの間合い管理対策の手順①に戻りましょう。
そして先ほど例に挙げていた、得意・不得意な間合いが全く同じ場合についてもう一度考えてみます。
すると、「近距離・中距離・遠距離」の3種類の間合いの時は完全に得意・不得意な間合いが共通していたのに、6種類の間合いで考えるといくつか異なる部分が出てきませんか?

この6種類の間合いで間合い管理を考える、「6種間合い理論」を使えば、今まで表せなかった間合い管理対策の難解さを、比較的簡単に表すことができます。
もちろん、間合いの種類を6種類に拡張しても、結局得意・不得意な間合いがすべて共通するキャラの組み合わせもあると思いますが、3種類で考えるよりもはるかに対策がしやすいはずです。
手順③ 全体を整理し、対戦を重ねて細かい部分を修正する
ここまでできれば、あとは全体を整理して対戦を重ねて細かい部分を修正していきましょう!
ここまでの内容ができていれば、対戦中の思考もはっきりとし、いつもより対戦しやすいことがわかると思いますよ。
まとめ
- 間合い管理とは、「自キャラの得意な間合いで戦い、相手キャラの得意な間合いは避ける。そして相手キャラの苦手な間合いを維持する」こと。
- キャラや%の状況によって、得意・不得意な間合いが存在する。
- 間合いには、「①近距離・攻め ②近距離・守り ③中距離・攻め ④中距離・守り ⑤遠距離・攻め ⑥遠距離・守り」の最大6種類が存在している。
今回は、全体を通して少し難しい内容でしたが、理解していただけたでしょうか?
スマブラでも、ここまで理論的に考えるとまた違った面白さがあるのです!
スマブラで強くなろうと思うと、間合い管理についての理解は必ず必要になってくるので、この記事にたどりついた今マスターしてしまいましょう!
また、この間合い管理の考え方は、他のテクニックの考え方にも応用できるのでぜひとも早めに覚えておきたいですね。
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