スマブラをプレイするにあたって、ホリコンかGCコンどちらが良いのでしょうか。
今回は、ホリコンとGCコンを徹底比較しどちらがどういった方にオススメなのかを解説していきます!
そもそもホリコンが何かわからない方は、以下を開いてみてください。
GCコンは、20年以上スマブラで使われ続けてきているコントローラーなので知っている方は多いと思いますが、ホリコンについては知らない方がいらっしゃると思うので「ホリコンとは」について初めに解説しておきます。
ホリコンとは、「ホリ クラシックコントローラー for Nintendo Switch」が正式名称のコントローラーで、株式会社HORI*が発売しているNintendoのライセンス商品です。
株式会社HORI*:任天堂のサードパーティー製品を発売している会社として有名。
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見た目やボタン配置がGCコンとそっくりなので、「GCコンとホリコンはどっちが使いやすいんだ!」とよく話題になるのです。
それでは、ホリコンについて知っていただいたところで次の章から「ホリコンとGCコンの違い」を詳しく解説していきます!
目次
ホリコンとGCコンの違い
ホリコンとGCコンは見た目がそっくりなので何が違うのかわかりにくいのですが、詳しく見てみると実は違いはたくさんあります。
価格の違い
まずは気になるお値段の違いから!
ホリコンが定価で「2,980円+税」なのに対して、GCコンは定価で「2,000円+税」と約1,000円の違いがあります。
しかし、GCコンは「接続方法の違い」の項でも話しますが、スイッチに接続する際に「接続タップ」が別途で必要になります。
この接続タップが定価で「2,500円+税」するので、GCコンを使おうとすると初期費用は「4,500円+税」もするのです。
初期費用という観点で見るとホリコンに軍配が上がりますが、コントローラーの故障などで買い替えることになるとコントローラー一つ当たりの値段が高いホリコンの方が最終的な費用としては高くなってしまいます。
ですが、ホリコンもGCコンも通常の使用であればそう簡単に壊れるものではないので、価格で比べると初期費用が安いホリコンがおすすめです。
ボタン数の違い
ぱっと見でわかる通り、ホリコンとGCコンではボタンの数に違いがあります。
ホリコンは、正面のホームボタンやキャプチャ―ボタン、+/₋ボタン、各スティックの押し込みボタン、さらに側面のZLボタンと、GCコンよりもボタンの数が計7種類も多いです。
キャラを操作するにあたってZL,ZRボタンがあることは、それだけキーコンフィグで割り当てられる行動が増えるというメリットになりますし、ホリコンにはあってGCコンにはないホームボタンやキャプチャ―ボタンは非常に便利です。
ボタンの数で比べると、ホリコンがGCコンに圧倒的に勝っています。
使い心地(フィット感や操作のしやすさ)
GCコンは2002年の発売当初からデザインが全く変わることなく販売され続けています。このことからうかがえるように、GCコンの使い心地は非常に優れています。
重さや形状によるグリップ感の良さ、スティックの滑らかさやボタンの押し心地など、プレイするにあたってのストレスはほぼゼロといっても過言ではないでしょう。
対するホリコンの使い心地ですが、GCコンと比べるとどうしても少し見劣りしてしまいます。スティックの形状や滑らかさ、ボタンの押し心地などが特に異なります。
しかしそれは、筆者がこれまでGCコンを使い続けていてGCコンに慣れきってしまっていることも原因でしょう。なぜなら決して、ホリコンが使いにくいというわけではないからです。
そのため、これまでGCコンもホリコンも使ったことがない方や、使い心地にはあまりこだわらないという方はどちらのコントローラーでも問題ないでしょう。
ちなみに重さについてですが、ホリコンが「約230g」で、GCコンが「約270g」と約40gの違いがあります。
重い方が使いにくいかというとそういうわけではなく、むしろGCコンの方が適度な重みがあってグリップ力があります。
また、ホリコンはグリップ部分にエンボス加工が施されているのでプレイ中に手汗などで滑りにくくなっています。
機能の違い
「ボタン数の違い」でお話ししたように、GCコンにはZLボタンと各スティックの押し込みボタンがありません。そのため、それらのボタンを使うゲームではGCコンは使用できません。
また、ホリコンもGCコンもジャイロ機能がないためジャイロセンサーを活用してプレイするゲームでは使用できません。
さらに、ホリコンの連射機能は非常に便利な機能ではあるのですが、レバガチャに使用するとかなり強力になるので、一部のスマブラのオフライン大会ではこの連射機能が付いているコントローラーの使用を禁止しています。
もし、あなたがスマブラのオフライン大会の出場を考えているなら、ホリコンは使わないのが無難です。
スマブラだけでしか使わないのか、スイッチの他のゲームでも使用するのかなど、みなさんそれぞれの使用用途も考えてコントローラーを選びましょう。
接続方法の違い
「価格の違い」の項で少し触れましたが、ホリコンとGCコンでは接続方法にも違いがあります。
ホリコンがUSB接続なのに対して、GCコンは接続部分がゲームキューブ仕様になっているので一度接続タップでUSBに変換してからスイッチに接続する必要があります。
そのため、GCコンを使用する際は接続タップ分の追加費用(2,500円+税)が必要になりますし、コードが増えるため少しごちゃついてしまうといったデメリットがあることも把握しておきましょう。
カラーバリエーションの違い
ホリコンとGCコンのカラーバリエーションを現行の商品だけで比べると、ホリコンは「スーパーマリオ(赤色)、ゼルダの伝説(黒)、ピカチュウ(黄色)」の三種類に対して、GCコンは「スマブラブラック」の一種類だけとなっています。
しかし、GCコンは今まで発売されてきた様々なカラーを含めると10種類以上もカラーバリエーションがあります。さらに、GCコンは塗装もさかんです。
中古のGCコンの中からお気に入りの色を探すのが面倒、塗装もしないといった方は、ホリコンの方が三種類のカラーバリエーションの中から選べるのでオススメです。
その他の違い
最後にほとんどメリットデメリットにもならないような些細な違いについて解説しようと思います。
十字ボタンのサイズ
ホリコンの十字ボタンの方が、わずかにGCコンの十字ボタンよりも大きいです。
ネジ穴の形
GCコンの外装を留めてあるネジはY字型という特殊なネジ穴ですが、ホリコンはポピュラーな+(プラス)のネジ穴です。
また、GCコンは内部に使われているネジは+なので完全に分解しようとすると二種類のドライバーが必要になりますが、ホリコンは外も中も使われているネジはすべて同じなので一種類のドライバーだけで分解できます。
分解について
コントローラーの分解の話が出たので、少しだけ2つのコントローラーの分解についてお話しします。
GCコンを分解するには、外装とLRトリガーをドライバーを使ってばらせば、後は基盤をがぱっと外してボタンやシリコンなどの細かいパーツを取るだけです。
それに対して、ホリコンを分解するには、外装をドライバーを使って外したら次にLRボタンに加えて基板までもドライバーを使って外す必要があります。
ホリコンはこの基板分解がかなり厄介で、ZL,ZR部分を外したりシリコンを外すのがGCコンと比べて非常に手間がかかります。
コントローラー内はほこりが溜まりやすいので、定期的に分解して掃除する必要がありますが、その点で考えるとホリコンはGCコンに比べて劣っているといえるでしょう。
塗装に関して
GCコンでは塗装もさかんで個人で塗装されている方もいますし、海外ではGCコンの塗装を行うお店もあります。
対してホリコンで塗装をしているといった情報はほとんどありませんし、ノウハウも確立されていないため気軽に塗装できるという点はGCコンの特権だといえるでしょう。
もし、GCコンの塗装に興味があるという方は、以下の記事でGCコンの塗装方法を1から10まで詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
GCコン塗装の手順を徹底解説【ラップ塗装】まとめ
ホリコンもGCコンもどちらも素晴らしいコントローラーなのは間違いないですが、確かに違いはありました。
その違いについて最後にざっとまとめてみましょう。
価格の違い
・ホリコン「2,980円+税」⇔GCコン「2,000円+税」(+接続タップ「2,500円+税」、計「4,500円+税」)
ボタン数の違い
・GCコンには「ZLボタン、各スティックの押し込みボタン、ホームボタン、キャプチャ―ボタン、+/-ボタン」がない。
使い心地の違い
・ほとんど変わらない。細かく比べてやっと差があるくらい。
機能の違い
・ホリコンは「振動なし」「連射機能あり(3段階)」「ジャイロ機能なし」
・GCコンは「振動あり」「連射機能なし」「ジャイロ機能なし」
接続方法の違い
・ホリコンはUSB接続のため、そのままスイッチに接続できる。
・GCコンは接続部分がGC仕様になっているため、別売りの接続タップでUSBに変換してスイッチに接続する必要がある。
カラーバリエーションの違い
・ホリコンの現行商品は「スーパーマリオ(赤色)、ゼルダの伝説(黒)、ピカチュウ(黄色)」の3種類。
・対してGCコンは「スマブラブラック」の1種類。しかし、これまでのバリエーションは圧倒的にGCコンの方が多い。(入手は面倒になるが)
その他の違い
・ホリコンの方がGCコンよりも十字キーが大きい。
・ネジ穴がGCコンは外装がY字で、内部が+。ホリコンはすべて+。
・GCコンは塗装についての情報が多く、塗装GCコンを販売しているお店もあるが、ホリコンは塗装の情報が一切ない。
こういった違いを参考に、最適なコントローラーを見つけてくださいね!
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