スマブラは、「撃墜されなければ負けない」ゲームです。たとえ、撃墜されないことが直接勝ちにつながることはなくても、撃墜されずに生き延びることで勝機を見出すことはできます。
つまり、守りを高めることが直接勝率につながるということです。
そこで今回は、もっとも撃墜されやすい展開である「復帰」における守り、「復帰阻止拒否」について解説していこうと思います。
復帰を阻止するのが”復帰阻止”。それを拒否するのが”復帰阻止拒否”です。
目次
相手の復帰阻止の方法を知る
復帰阻止を拒否するためには、まず拒否する復帰阻止について知っておく必要があります。それらを知ったうえでそれぞれの復帰阻止方法への対策を考えていきましょう。
以下の「復帰阻止のコツについて」の記事を参考にすると、相手が復帰阻止してくるタイミングは主に、
- ジャンプを使った後
- 復帰技(上B)を使った後
- 空中攻撃を振った後
- 様子見しているとき
この4つだということがわかります。
【スマブラsp】復帰阻止のコツを徹底解説!復帰阻止で相手を撃墜しろ!では、もう少しそれぞれの復帰阻止方法について詳しく知り、そのうえで対策を考えていきましょう。
「ジャンプを使った後」の復帰阻止の対策
相手がこちらの「ジャンプを使った後」を阻止しようとすると、相手は必ず崖外までこちらを追いかけてくるはずです。これは、裏を返すと相手も復帰する必要があるということです。
つまり、相手は「復帰阻止が必ず成功する」という確信がなければ、復帰できるかどうかわからないギリギリまで追いかけてくることはないということです。
そのため、相手が自分より先に復帰するのを待ってからこちらがジャンプを使うというのも、この「ジャンプを使った後」の復帰阻止を拒否することにつながります。
また、横Bや下Bなどを使って崖外でも横に移動できるキャラの場合は、ジャンプを使わずに先にそれらの技を使うこともこの復帰阻止拒否の行動の一つです。
しかし、これらの復帰阻止拒否の方法は、相手と自分の復帰距離が同じかこちらが少し有利な場合のみ成り立ちます。
もし相手の復帰距離がこちらより長い場合は、一方的に復帰阻止されることになるので、上記のような「相手が先に復帰するのを待つ」のではなく、なるべく相手が復帰阻止に来る前に復帰するようにしましょう。
「復帰技を使った後」の復帰阻止の対策
「復帰技を使った後」を阻止するとき、相手はほとんどの場合崖上でこちらの動きをうかがっているはずです。
そして、こちらが復帰技を使うタイミングを読んで攻撃を振ってくるか、こちらが復帰技を使ったことを見てから攻撃を振ってきます。
この復帰阻止をするとき、相手は崖上にいるので一方的にこちらに攻撃を仕掛けることができます。
一見すると、とてもローリスクハイリターンな復帰阻止方法かのように見えますが、実はそうでもないのです。
この復帰阻止方法で攻撃を当てることができればほとんどの場合相手を撃墜することができるので、ハイリターンというのは的を得ていますが、この方法で復帰阻止に失敗すると(相手が振っていた技によりますが)、振っていた技の後隙によりこちらに安全に崖を上がられる可能性があります。そのため、この点ではローリスクとはいいがたいです。
外せば一気に崖攻めという有利状況を失う可能性のあるこの復帰阻止方法を成功させるためには、攻撃の振り方も重要ですが、何より重要なのがこちらの復帰技のタイミングに合わせるということです。
これはつまり、相手にタイミングを読まれなければこの方法での復帰阻止は拒否できるということです。
具体的な復帰のタイミングをずらす方法としては
- そもそも復帰技を使うタイミングを遅らせる(同じタイミングで復帰し続けない)
- ジャンプや横B,下Bを復帰技の前に使うことでタイミングを変える
- 復帰技を使った後の崖到着タイミングをずらす(フォックスの上Bのような)
主にこの3つがあります。3つ目以外はどのキャラでも使える方法なので、早速取り入れてみるとよいでしょう。
ちなみに、「復帰技を使った後の崖到着タイミングをずらす」とは、フォックスの上Bなどで方向を少しずらすことで、直接崖をつかむのか少し崖に沿ってから崖をつかむのかといった使い分けができるのですが、それのことを指しています。
「空中攻撃を振った後」の復帰阻止の対策
この復帰阻止を拒否するには、そもそも空中攻撃を安易に使わないようにしましょう。
特に、体勢を整えるためや手癖などの理由で空中攻撃してしまうのはもってのほかです。
復帰時に空中攻撃を使うのは、相手の甘い復帰阻止をとがめるときくらいにとどめておきましょう。
「様子見しているとき」の復帰阻止の対策
これは上記の様に、そもそも様子見をするなといった対策はできません。なぜなら、様子見することで相手の復帰阻止を未然に防ぐことが可能だからです。
こういった場合は、意表を突かれないように「来るかもしれない」と意識をするようにしましょう。
そして、もし相手がこの復帰阻止を選択してきた場合、ジャンプでよけるのか復帰技で突き進むのかなどといったその後の動きを考えておくと、いざその瞬間になったときに迅速に動くことができますので考えておくとよいですね。
以上が、相手の復帰阻止に対するこちらの動きについてです。では他の復帰阻止拒否方法はないのかみてみましょう。
上から復帰について
上記以外の、復帰阻止拒否方法として「上から復帰」があります。
”上から復帰”は、基本である崖下からの復帰ではなく、崖上から横Bや下Bを使って崖をつかまずにステージに復帰する復帰方法です。
この復帰の主な利点は
- 相手の意表を突ければ比較的安全に復帰できること
- 崖上がりが苦手なキャラの場合、着地狩りの展開に持っていけること
この二つです。逆に、デメリットは「読まれると狩られやすい」ということです。
つまり、相手に読まれずに”上から復帰”を行うことができれば、他の復帰方法よりも安全に着地できる可能性があるということです。
しかし、そのためには常に”上から復帰”をしているわけにはいきません。”上から復帰”を通すためには、普段の復帰は崖下から行い相手の意識を崖下に向けさせることが必要というわけです。
そのため、”上から復帰”はここぞという時が使いどころですね。
崖下に潜り込んで崖に沿って復帰すると復帰阻止されにくい
復帰をする際に、崖下に潜り込んでから崖に沿って復帰をすると比較的安全に復帰することができます。
崖下に潜り込んで崖に沿って復帰することで、相手ができるのは真上からの復帰阻止だけになります。(横からも攻撃できるが崖受け身を取れば問題ないため)
そのため、相手の復帰阻止行動も単調になり読みやすくなります。
この復帰方法は、相手が復帰阻止にこれなくなったり、復帰阻止ができなくなったりする行動ではないですが、相手の行動を制限しこちらがより安全に復帰できるようにするといった点ではこれも復帰阻止拒否の1つです。
まとめ
・「ジャンプを使った後」の復帰阻止の対策
→相手が先に復帰するのを待つ。横Bや下Bで横に逃げる。
・「復帰技を使った後」の復帰阻止の対策
→そもそも復帰技を使うタイミングを遅らせる。ジャンプや横B,下Bを使って復帰技を使うタイミングをずらす。(崖到着タイミングを変える。)
・「空中攻撃を振った後」の復帰阻止の対策
→安易に空中攻撃を使わないようにする。
・「様子見しているとき」の復帰阻止の対策
→様子見するときはいつ相手が復帰阻止に来てもいいように意識しておき、さらにその後の行動もイメージしておく。
〇「上から復帰」について
→相手の意表を突ければ比較的安全に復帰できる。着地狩りの展開に持っていける。
→ここぞという時に使って相手に読まれないようにする。
〇崖下に潜り込んで崖に沿って復帰すると復帰阻止されにくい
今回は、「復帰阻止拒否」について解説しました。
キャラによっては復帰阻止されて撃墜されるのが、撃墜の原因第1位の時もあります。
その復帰阻止を拒否する方法を知れば、撃墜がぐんと減るのではないでしょうか。そして比例して勝率も上がっていくことでしょう。
意外と、復帰阻止を拒否することについて考えずに諦めている方が多いので、あきらめずに復帰できることを知ってほしいです。
また、そもそも復帰阻止される展開にならないことも大切です。
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