みなさんは、相手の着地を上手く狩れていますか?
「着地狩り」という単語について聞いたことはあるけど、実際にどうすればいいのかわからないという方は多くいらっしゃると思います。
着地狩りを”お手玉”とも言ったりしますね
そこで、今回は「着地狩りの方法」について初歩的なことから実践的なことまで詳しく解説していきます!
目次
着地狩りの心得
着地狩りの詳しい方法の前に、まずは着地狩りの心得について学んでおきましょう。
着地狩りは読み合いである
まずは、大前提ですが着地狩りとはお互いの読み合いです。通したい行動を無理に通すものではありません。
そして、読み合いということはある程度の定石(考え方)らしいものが存在しているのも事実です。
読み合いだからと言って、お互い全くヒントのない状況から始まるわけではないことを理解しておきましょう。
こちらは地上の差し合いに関する記事ですが、読み合いや定石などについて理論を交えて詳しく書いていますのでぜひ参考にしてください。
【スマブラSP理論】3すくみの関係を活かした差し合いでの読み合いについて相手の空中ジャンプの有無を確認する
着地狩りは、相手の空中ジャンプが残っているかいないかでやりやすさが全く変わってきます。
もし相手にジャンプが残っていたら、各種着地狩り行動もジャンプで逃げられてしまいます。
逆に相手にジャンプがなければ、ジャンプから派生する様々な択を消去できるので読み合いを有利に進められます。
着地狩りにおいて重要な、「相手のジャンプ」の有無についてしっかりと確認するようにしましょう。
一回の着地狩りで決めなくていいという意識
無理して着地狩りに行って失敗する、一回で撃墜までもっていこうとして失敗する。着地狩りではこのような失敗が多く起こります。
そんな失敗をなくすためには、着地狩りは一回で決めなくてもいいということを意識しておくことが効果的です。
着地狩りのターンを継続するだけでも相手はかなりの精神的なダメージになりますし、こちらには何度も有利状況がくるため撃墜のチャンスもその分増えます。
着地狩りは一発で決めなくていい。何ターンかの大きな流れでとらえればいい、と意識しておくと落ち着いて行動できますよ。
相手の着地狩り拒否方法を知る
着地狩りの心構えについて学べたら、いよいよ着地狩りの詳しい方法についてです。
着地狩りとは、相手の着地狩り拒否の方法とこちらの着地狩りの方法がぶつかる”読み合い”です。
そのため、まずは相手の着地狩り拒否の方法を知らなければ話になりません。
その、着地狩り拒否の方法は、主に以下の7種類です。
- ジャンプ
- 回避
- 暴れ
- 通常着地
- 必殺技で移動、タイミングをずらす
- 空中ダッシュ
- 崖に逃げる
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。着地狩り拒否の方法のみならず、着地における重要な要素などを解説しています。本記事では触れない内容もあるのでぜひ合わせてどうぞ。
【スマブラsp】着地狩りを対策して安全に着地しろ!着地狩り拒否について徹底解説自分の着地狩りの方法を知る
相手の着地狩り拒否方法を理解したら、次に自らの着地狩りの方法について知りましょう。
着地狩りの方法は主に以下の4つです。
- 空上(地上ジャンプから、空中ジャンプから)
- 上スマ
- 上強
- 上B
一つずつ詳しく見ていきましょう。
空上(地上ジャンプから、空中ジャンプから)
空上は、着地狩りで最も使いやすい行動です。
そんな空上での着地狩りには、地上ジャンプからと空中ジャンプからの2種類があります。
・地上ジャンプからの空上は高度もちょうどよく、もし相手が回避を通した結果お互いの立場が逆転してもすぐに着地隙が発生するため後隙を狩られないなどのメリットがあります。
・そして空中ジャンプからの空上は、地上ジャンプからと違い回避や暴れを通されると立場が逆転するというリスクがあります。
しかし、空中ジャンプからの空上はその高度によって撃墜ラインに近いため撃墜しやすかったり、相手が撃墜されることにビビって空中ジャンプを消費しやすかったりするメリットもあります。
それぞれの特徴を理解し、相手の行動にも合わせて使い分けましょう。
上スマ
上スマは、相手の%さえ溜まっていれば撃墜につながる着地狩り行動です。
上スマは空中攻撃ではないため、外しても立場が逆転したりはしませんが、シンプルに後隙を狩られるデメリットがあります。
ですが、上スマは判定が強かったり範囲が広いなどの技としての強みも持っています。
上強
上強も上スマと同じく地上技であるため、外したりして相手と立場が逆転したりはしませんが、上スマと違って撃墜するのは厳しいです。
そのため、発生や後隙、判定、範囲などの上スマとの違いを活かして使い分けていきましょう。
上強は、地上ジャンプからの空上を回避でよけられた際にその回避の後隙を狩ってターンを継続させるためなどによく使われます。
上強は撃墜ではなく、ターン継続によく使われるのです。
上B
上Bでの着地狩りは、ゼロサムやケン,リュウなどの上Bから撃墜を狙えるキャラでのみ使うようにしましょう。
それでも、上Bは当てるのが難しかったり、他の撃墜方法よりも%が必要だったり、外せばしりもち落下になるなどの他の技とは違う大きなリスクがあるため、上Bでの着地狩りは強くはありません。
意表をつくときや、外してもリスクが少ないとき、コンボからなどの限られた場面のみでしか使えません。上Bでの着地狩りは、積極的に狙う行動ではないことを理解しておきましょう。
着地狩りの読み合いの考え方
それでは、着地狩り拒否と着地狩りの方法について理解したところで、「着地狩りの読み合いの考え方」について解説していきます。
はじめに、どんな読み合いでもそうですがまずは相手が通したいと考えている行動を考えましょう。
それを考えてみると、着地をする相手は、こちらの攻撃に対して有効な行動を適切に選択して安全に着地したいと考えていることがわかります。
つまり、相手は読みで行動するのではなく、こちらの行動をギリギリまで見てから行動したいということです。
ということは、着地狩りをする我々は相手に一つの行動を見られただけで、その後の行動まで読まれてはいけないということです。(例えば、ジャンプを見られただけでその後の空上を読まれる)
そのため、攻めるフリや一つの行動からのその後の行動の多彩さなどが重要となります。
【スマブラsp】相手をだます「釣り行動」とは?様々な場面で有効な「釣り行動」について徹底解説攻めるフリなどで、相手にプレッシャーを与え動かせる。それを見てからこちらは、相手が回避したならその回避に対応した行動を、相手がジャンプで上に逃げたならもう一度着地狩りに備えた行動をする。
このような考え方が着地狩りの定石です。
そして、この定石にキャラごとの得意不得意や特殊な行動などが含まれるため、読み合いは難しくなっていきます。
例えば、空中ダッシュを使って着地してこないか、強い暴れ技は持っていないか、落下のタイミングや軌道をずらす技はないかなどを考えなければいけなくなるからです。
読み合いというのは要素が多く、不確定なものなので考え出せばきりがありませんが上記のような定石だけでも覚えておくと試合にも活かせると思います。
まとめ
〇着地狩りは読み合いである
〇相手の空中ジャンプの有無を確認する
〇一回の着地狩りで決めなくてもいいという意識
相手の着地狩り拒否の方法を知る
〇着地狩り拒否は、「ジャンプ、回避、暴れ、通常着地、必殺技で移動,タイミングをずらす、空中ダッシュ、崖に逃げる」といった7種類の方法がある。
自らの着地狩りの方法を知る
〇着地狩りの方法には、「空上(地上ジャンプから、空中ジャンプから)、上スマ、上強、上B」という主に4つの方法がある。
着地狩りの読み合いの考え方
〇こちらの動きで相手にプレッシャーを与えて動かし、それを見てから適切な行動で対処する。
→相手に一つの動きだけを見られてその後の行動を読まれないように、攻めるフリやその後の行動の多彩さが重要となる。
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