The First Tree概要解説記事

ファーストツリー タイトル画像

ファーストツリー解説

1.ジョセフが見た夢の話
→その夢はキツネが自分の子供(死んでいる)を探すために、何に続いているかもわからない道をたどるという夢
→そしてどうやらそのキツネが進む地は古いにしえ(ジョセフの過去)へと進む道でもあったみたい

2.子供のころレイチェル(ジョセフの妻?)は折り鶴を12羽持ち歩いていた。
→レイチェルのその時の生活(自分がどんな風に暇をつぶしていたのか)を知ってほしくて、もっていってた
→その時のレイチェルの生活は後述
どんなに自分が空を飛びたいかを周りの友達に熱弁していた

3.ジョセフは父が作ってくれた木の船を持ち歩いていた。ジョセフにとってそれは宝物で大事に抱えながらクラスにもっていったけど、クラスのやつらに何でそんな汚い丸太が大事なんだと馬鹿にされ、ジョセフは父が作ってくれたものだといえず、友達が冗談でくれたプレゼントだといった。

4.ジョセフの父は木こり(のようなもの)で、父にとっては木がキャンバスで彫刻刀が絵描きの筆のようなもの。
週50時間働いた後でもジョセフのために(アラスカ産の杉の木を持って帰ってきて→だから初めは雪山?アラスカのイメージ?)木でおもちゃを作ってくれた。その時に作ってもらった木の列車のおもちゃをジョセフは何よりも気に入っていた。
だからジョセフは親父のような木こりになると確信していた。

5.ジョセフにいやな子供(友達?)が、どうしてあんなに遠くに住んでいるのか聞いてきたり、ジョセフの父を原住民とか言ってきた。
そのころのジョセフは父に作り話をするくらいおしゃべりだったけど、それ以来親父にはあまり話さなくなった。
その原因が親父にはわからなかったみたいだが、自分の作ったおもちゃがダサかったのかもしれないと予想していたのか、その後戦車を彫刻して軍人として中に入るのがどんな感じだったか話してくれた。
ジョセフの父は陸軍に入っていた。
→最近まですっかりそのことを忘れていた。
「今でもまだ親父については知らないことだらけさ」
レイチェルが、ジョセフの父はジョセフがどれだけ父を愛しているか知っているはずと励ましてくれる。
「きっとすぐに会っていろいろと解決ができると思うわ」

6.年を経るにつれてジョセフはもっと孤立した。そして自問自答した。「どうして他人と話さなきゃならない?一人の方がずっと楽なのに?」それで絵を描くようになった。大半は実家の森林の動物を描いた。その後自分だけの秘密基地を設計する想像をして遊んだ。実家を出て青写真を描くという発想が今の仕事の始まりなのかも。
絵を描くことはその当時のジョセフにとって癒しだった。

7.レイチェルが自分の居場所があるのは素敵なことだと相槌を打ち、今の二人が物価の高い街でアパートを借りるという生活をしていることを話す。

8.10代の頃のジョセフは、スケッチと不安と問題であふれていた。影が薄かっただけかもしれないが、それで逆に自由な気分になれてただ傍観していただけにしろ、ろくでもないやつらと郵便箱に花火を入れたり人の倉庫に動物の死体を隠したり、床屋の窓を割ったりと、ろくでもないことをした。
ジョセフの父は激怒したが、働きづめだったためジョセフが外に遊びに行くのを止めることすらあまりできなかった。
レイチェル「大人になるって、難しい決断をするときに止める人がいなくなることだと思ってたわ。彼は生活費を稼がなきゃいけなかったし、二つの場所に同時にいるなんて無理だったのよ。」

ジョセフ︰今ならそれがわかるが、でもあの時はジョセフに怒っていることより、自分のビジネスを成功させることの方に興味を持っていたと思う。

9.いつものようにジョセフの父が夜遅くまで働いていた日、ジョセフの友達が家にきて遠くまで来たのにつまらないとか文句を言っていた。その中の一人が、車庫にある恐ろしいくらいに古くて不格好な黄色のトラックを見つけて、それに乗って出かけようと言い出した。ジョセフは15歳だったから結構抵抗したが、次の瞬間には崖沿いに石を投げながら山道を走り回って、親父が嫌な顔をしそうなブルーグラス(南米のアコースティック音楽のジャンル)をスピーカーから大音量で流していた。

10.ジョセフが運転している間友達はごみをいろいろなところに投げつけていた。ジョセフは借り物の翼で飛び回っているような気分だった。
だが、ジョセフたちが誰かの庭にボトルロケットを発射したのを見て警察が車を止めた。
「そのあとに待っていたのは、落胆し尽くした大人たちとの長い話し合いに、これ以上ない羞恥心。」

11.親父が警察署から車で連れ帰ってきてくれた後、ジョセフはついにキレた。「絶対にあんたみたいにはならない、大物になってあんな田舎者の住むところを出てやる」と。ジョセフの父は疲れた目で道路を見ていた。ジョセフはブルーグラスのテープをカセットデッキから取り出して窓の外に放り投げた。10代のジョセフにとってはそれで自分の言い分が証明できたと思ったが、ジョセフの父はそうは思わなかったみたいで、思い切りブレーキを踏み、ハンドルを握りながらゆっくりと頭を下げると、やっとジョセフを見た。
そして一言謙虚な要求を口にした。「正しいことをしろ」と。しばらくジョセフは怒りで沈黙していたが、やがて外へ出て文句をつぶやきながら林の中をかき分けてカセットテープを探した。30分後にカセットは道外れの小さな滝付近で見つかった。トラックに戻ってテープをかけると問題なく再生された。
「その後夜中、僕と親父が口をきくことはなかった。」
→レイチェルもジョセフも10代のジョセフがそこまでやんちゃだったことを信じられないみたい。ジョセフの父も同じことを考えていたみたいで、あの「正しいことをしろ」は、ジョセフの父が自分自身に言っていたみたいだったらしい。

12.ジョセフの友達はこの夜のことを怒涛の夜だったと笑っていたが、ジョセフも同じように笑いながら実はすごく気にしていた。
「僕はあの林に囲まれた神にも見捨てられたような氷の地で、そんな刺激も見つけられずに老いていく友達を想像した。まるであの山々が文字通り壁のように僕を閉じ込め、この先材木置き場と夜のビールを楽しみにするだけの人生を歩むことになってしまうと思ったんだ。」

13.ジョセフは木々を倒すよりも何かを作り出したかった。(木こりになるのではなく絵描きになりたかった)だからアラスカから南方(都市部?)に引っ越したかった。でもそれはアラスカが嫌いだったからではなく、その概念が嫌だったから。
ジョセフは過去のことやなぜアラスカを出たのか今になって疑問に思ったが、レイチェルはその情熱のおかげで私達は出会えたじゃないとたしなめている。
ジョセフ「じゃあ。どうして僕は起きていて、なぜこのキツネの旅路を見ているのかな。なぜ僕は親父のことを考え続けているんだろう。」

14.ジョセフが最も父を嫌っていた時期(10代の特に15歳かな?)でもジョセフの父は1年間ずっといつキャンプに行くかと毎週聞いてきた。ジョセフはてっきり父が鈍いのかと思い、その内鬱陶しくなってキャンプを承諾した。
ジョセフ「使い込まれた折り畳み式の椅子を車庫から出し、家の裏にある野営地を使ってシンダーブロックのキャンプファイヤーを設置した。山道を下りながら、年に数か月しか来ない暖かい日差しの中で僕は親父と話し込んだ。あの3つの黒曜石の岩が崖沿いに光輝き、まるで暗い窓に線香花火を押し付けたみたいだった。」
その時のキャンプのことはずっと忘れないとジョセフは回想している。太陽が沈むころ、ジョセフが6歳の時に初めて文字(自分の名前)を彫った木を見つけた。ジョセフが父に手伝ってもらいながらやったものだが、ジョセフの父はそれをジョセフの木だと呼んでいた。ジョセフは自分の名前をそこで見たことで、どうしてか心が開かれた気がして、その夜は古びた迷彩柄のテントでいろんなことを話し込んだ。
ジョセフは父にスケッチとデザインが好きということ、シアトルで建築学を学ぶことが夢だということも話した。そして、友達ともうあまりうまくいっていないこと、独りでも別に気にしてないことも話した。
「親父はいつでも僕の味方だと言い、木に名前を刻むだけで僕とこうして話せるようになるのなら、毎朝僕の部屋の前に小説を彫り綴った丸太を置いてやったのにと笑った。なぜ気づくまでこんなに時間がかかったかは分からないが、その時に初めて親父がどれだけ自分を犠牲にしてきたかを理解した。」

15.ジョセフの父は空いた時間にたくさんのものを作ってくれていた。
ジョセフとジョセフの父はあの醜い黄色のトラックにいつでも古いマットレスを入れて、森深くまでドライブした際に鳥たちをよく見た。ジャーキーと冷たいコーラがお供で、お喋りもあまりないのがお互い好きだった。

夏の間二人は暇つぶしのために広大な敷地を地図に起こすことにした。父の空き時間である夜間に夜が深まらないように二人で林へ急いだ。
「時折、夏の日を寂しく感じることもあったが、その日常が心地よく感じることもあったんだ。」

16.ジョセフの家は最後に出ていった時のままのはずなのに、大人になった今では別の星にでも建てられたかのように変わって感じられた。

「加害者は動じず、何も間違ったことはしていないかのようにたたずんでいた。死んだ親父は、もう戻ってくることはないんだよ、レイチェル。こんな話はいくらでもできるのに、もう親父と一緒に懐かしむこともできない。この先、多分授かることもできない孫をその腕に抱くこともできやしない。もう会うことも、謝ることもできないんだ。今まで悪かったって。」
→ゲーム上でこのタイミングでオオカミがでてくるので、敷地を地図に起こしているさなかにジョセフの父はオオカミに殺されてしまったのだと思う。。。

17.ここからレイチェルの母と父の話。
レイチェルの母は亡くなっていて家にいなかった。それが子供の頃どんなにつらかったかあなたも分かるはずとジョセフに語る。
→ジョセフも母がいない?
そんなレイチェルにとっての唯一の救いが、朝送迎バスが来る前に鳥たちを眺めることだった。レイチェルは母がその鳥たちの一羽だと思って自分も彼女のように自由になりたいと思っていた。
「母が病院にいるときに折り鶴の折り方を教えてくれたから、私は自分が飛べるまで毎日一羽ずつ折っていこうと思ったの。」

18.レイチェルの母もレイチェルも動物が好きだった。レイチェルの家の近くにロットワイラー(犬種)が来て柵の前でレイチェルを待ってていてくれることがあった。レイチェルは父が寝ている間にお金をくすねてノーブランドの犬用ビスケットを買ったこともあった。
でも、犬はレイチェルに会いに来ても、決して柵を越えようとしなかった。
どうしてあんなに怖がっていたのかとレイチェルは回想する。

19.レイチェルの父もジョセフの父と同じように軍にいたが性格は正反対で、お酒を飲みあさり家のトレーラーが壊れ始めると怒った。
レイチェルはそのせいでさらに内気になりひたすら折り鶴ばかりを作って犬用ビスケットを持ち歩く変な子供になった。(レイチェルは笑って話す)
「変わってるという点では、私たちはよく似てると思う。そしてその裏表のなさに、私はとてつもなく惹かれたのね。」

20.レイチェルの生活はどんどん悪化していった。レイチェルは離れた場所に住んでいたため本当の友達も気にかけてくれる近所の人もいなかった。先生に話せばよかったのかもしれないが、父にバレてしまうのが恐かった。
「朝送迎バスを待っている間歩き回っていたら、放置された小屋の中でうまく言葉に表せないようなものを見つけたの。」
→それはレイチェルの自転車。レイチェルの父が隠していた。

21.レイチェルは合ったかもわからない勇気を振り絞って父の部屋に忍び込み、レイチェルの自転車が隠されていた小屋への鍵を見つけ出した。
「小麦畑の上に太陽が昇る様を見ながら、耳の横を素早く通り過ぎていく風を感じた。あの気持ちは一生忘れないわ。私は初めて飛べた気がした。」
レイチェルは遠くまで自転車を走らせて親切そうな人のいる家にたどり着き、色々な面で助けられた。その人たちのおかげで里親に出会え、その里親のおかげでジョセフにも出会えたらしい。

22.レイチェル「あなたは強いわ、ジョセフ。そして、あなたは自分が思うほど孤独でもない。」

ジョセフ「全部無駄なんだ…人生で次に起こることを待つなんて。まるで、ずっと欲しかった家が全く手の届かないところにいってしまったみたいだ。良い息子にすらなれなかった自分が、親になんてなれるわけがないだろう?すまない…君の言ってることは分かるんだ。でもこれからどうなるか、自分にはわからない。この静かな時間がやがて数年に変わり、どんな道が過ぎ去っていったのかと疑問に思うんだろうな。」

レイチェル「じゃあ新しい道を一緒に作ればいいのよ。それに、私自身がある朝、希望の道の行く先を見つけることができたんだから。いばらの道も、霧がかった道もあるかもしれない。でも行き着く先は同じよ。」

ジョセフ「どこへ行き着くんだと思う。」

レイチェル「家族」

ジョセフ「レイチェル君が僕の家族になってくれて良かった。」

レイチェル「私も、あなたが私の家族になってくれて嬉しいわ。」

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